木こりの観察日記

木こりの硬いところを柔らかくして抜く為の成長記

本の感想③ー4

世の中にはキモいと言われるヤツがいる、
ここにも1人、段々と雨の中での仕事がキモいヤツです←( ゚A゚ )ん?。


今日で「断片的なものの社会学について」の内容に触れるのは最後となります

昨日の最後にお話ししたように、


「普通であること」と、

「何よりも大事なもの」についての1つの答えと思わされた一文

について紹介したいと思います。

先ずは、「普通であること」について

これは本の中で、

普通であることへの意識と言う題名の部分で語られている

私はこの本の中でこの部分の内容を1番紹介したいのです!

何故なら、

私が答えを探し続けている

「無意識の壁」を壊す「何らかの方法」

それと同じ事を見かたを換えて

実際の行動に移している人の事が語られているからです。


みなさん日常会話の中で、

「普通」と言う言葉を使っているのを聴いたことは有りませんか?

または、使ったことは有りますか?

「そんなの普通だよー」とか「普通出来るよね」とか「普通に考えれば解るよ」とかとか

では「普通」って何ですか?

そう聴かれたら何て答えますか?

私なら「多くの人達が当たり前のように出来ること、知っていること、認知されていること」っと答えます


この本の著者はこう答えています

「それについて何も経験せず、何も考えなくてもよい人々が[普通の人々なのである]」っと

そして更に実際にあった出来事でも語られており、

「あんたち女はええな、すっぴんでTシャツ着てる

 だけで女やから。 以下省略」

「私は、これこそ[普通]であると言うことだ、と思

 った

 すっぴんでTシャツでも女でいることが出来る、

 と言うこと。」


この話から私は「普通とは」

それが当たり前だと思って、気にしない状態のこと

ではないだろうかっと思った。

例えば、

(本人にとって)異性を恋愛対象とすることが普通ならば、

恋愛対象を選ぶときに、何も考えず気にもせず異性を選ぶ

と言うことだと思うのです。


更にこの後の内容も「ラベル」を捨てるにはどうすべきか、

差別を乗り越えるには、どうすればいいのかっと

とても濃い社会の事が語られているのです。


次に、

「何よりも大事なもの」についての1つの答えと思わされた一文について

紹介して終わりとしたいと思います


人それぞれ大事だと思うことは違うけれど、

何よりも大事なものは「お金」であると言う人は少なからず居る

それについて、著者はネットの中で

こう問いかける書き込みを見つける


「金より大事なものはない。

            あれば教えて欲しい。」


これに対し、こう答えたものがいた。


「金より大事なものが無いんだったら、

          それで何も買えないだろ。」


「おお、これが[論破]というものか、っと思った」


私もこれ以上ない程の答えだと思わされました。


4回に渡って1冊の本のネタバレを書きましたが、

これでもこの本のほんの1部でしかなく、何度も読み返すことによって

1回目では気付かなかった、見かたが得られる本だと思います

興味を持たれた方は是非手にとってみて下さい

でわでわ マル