森林と山で働く人達の昔と今③
世の中にはキモいと言われるヤツがいる、
ここにも1人、大福うめーなー!
ローカーボ生活1日目たけど(笑)そんなキモいヤツです。
今回も昨日に引き続き、日本の森林と働く人達に起こっていることを話したいと思います。
昨日は
日本でこういう事が起こっているんですよー、
日本の林業がこうやって衰退していったんですよー、
っと日本の多くの人達が認識していると思われる内容を話しました
がっ!しかーし!!
本当はそうでは無かったのダァー!っと言うところで終わりましたね(笑)
今日は何故そうでは無かったのダァー!なのか話していきたいと思います。
従来は昨日の内容で知られていると思うのですが、
本当は日本で林業が衰退した最大の理由は
実は単純で、
[戦後、山の木を伐りつくしてしまったからです。]
例えば、
林業が絶好調だった1960年代前半の木材の生産量は、
年間約6000万立法メートルだった(現在の3倍以上)。
ところが当時の日本の森林蓄積量は20億立法メートルで、
毎年6000立法メートルもの木材生産を続けると、
30年余りで日本の森林全部を伐り尽くしてしまう状態でした。
高く売れるからといって成長量を遥かに越える伐採を繰り返していけば、
成り立たなくなるのは当たり前で、
木材の生産量が1960年初めをピークにキレイに右肩下がりが続いているのは外材のせいではなく、
過剰に伐採したことによって生産出来る資源(木材)が無くなってきたためなのです。
こうした国産材の生産能力の減少を補ったのが外材なのです。
高度経済成長期の木材の必要とされる量は1億立法メートルまでになり、
仮に外材が入ってこなければ、森林資源を伐り尽くしてしまい、日本の山に木が全て無くなっていたかもしれません。
つまり、外材のお陰で日本の山の森林資源を育てる時間が作られ、
それによって現在、約50億立法メートルもの森林蓄積量を作り上げる事が出来たのです。
がっ!!
それだけの森林蓄積量を作り上げたことで、
2010年の時点で、
日本の森林を健全に保つには毎年 5000万立法メートルの伐採が必要で、
それだけ伐っても年間1億立法メートル分ずつ生産出来る木材が増えていくと言われています。
仮に年間 5000万立法メートルの木材を国内で有効利用出来れば、
国内の木材自給率は 50%になると言われています
つまり、木材を年間1億立法メートル有効利用する事が可能で
それによって、国内の木材自給率は 100%になり、
それだけ伐っても、同じ分だけ増えていくという事なのです。
どうです?
林業って儲からない仕事と言われてきて長いですが、
最後だけ聴くと、儲かる仕事に思えてきませんか?(笑)
さて、今日はここまでにして、
明日は、今日の内容と平行して起きていた
もう1つの時の流れのお話しをして
ひとまず終わりにしたいと思います
でわまた、明日~ヾ( ・∀・)ノ マル